コルヴィーナ
イタリア北部ヴェネト州、ヴァルポリチェッラを支える主要品種です。厚い果皮としっかりした酸を備え、収穫後に陰干しする「アパッシメント」に非常に適しています。そのまま醸せばサワーチェリーが香る軽やかな赤になりますが、陰干しを経るとアマローネの濃密な世界へと姿を変える、二つの顔を持つブドウです。
イタリア最大のワイン生産量を誇る産地。世界中で愛されるプロセッコ、陰干し技法で造られる力強いアマローネ、フレッシュなソアーヴェなど、多彩なワインを生み出します。ヴェネツィアを州都に持ち、豊かな食文化とワインが一体となった地域です。
古代ローマ時代からワイン造りが行われ、ヴェネツィア共和国時代には地中海貿易の中心地としてワイン産業が発展しました。20世紀にはプロセッコが世界的人気を獲得し、現代イタリアワインの重要産地として確固たる地位を築いています。
ヴェネトの魅力は多様性にあります。アペリティーボにはプロセッコ、特別な日にはアマローネ、普段の食事にはヴァルポリチェッラ。同じ産地でこれほど違うスタイルが楽しめるのは稀です。アマローネはデキャンタージュしてゆっくりお楽しみください。
イタリア北部ヴェネト州、ヴァルポリチェッラを支える主要品種です。厚い果皮としっかりした酸を備え、収穫後に陰干しする「アパッシメント」に非常に適しています。そのまま醸せばサワーチェリーが香る軽やかな赤になりますが、陰干しを経るとアマローネの濃密な世界へと姿を変える、二つの顔を持つブドウです。
プロセッコの原料となる白ブドウ。タンク内二次発酵(シャルマ方式)で造られることが多く、白桃や洋梨を思わせる果実味と軽やかな泡が特徴です。シャンパーニュのようなイースト由来の香りは狙わず、ブドウそのものの香りを残す造りが主流です。
ソアーヴェの主要品種となる白ブドウ。控えめな香りと引き締まった酸を持ち、余韻に苦いアーモンドの風味が残るのが特徴です。火山性土壌の畑から造られたものは塩気とミネラル感が際立ち、数年の熟成で蜂蜜のような複雑さが現れます。
ヴァルポリチェッラのブレンドでコルヴィーナを支える黒ブドウ。単体では香りも味わいも控えめですが、病害に強く陰干しにも耐えるため、アマローネの安定した生産を可能にしています。ブレンドに色と穏やかな果実味を加える役割を担います。