🇮🇹イタリア
ヴェネト
イタリア最大のワイン生産量を誇る産地。世界中で愛されるプロセッコ、陰干し技法で造られる力強いアマローネ、フレッシュなソアーヴェなど、多彩なワインを生み出します。ヴェネツィアを州都に持ち、豊かな食文化とワインが一体となった地域です。
Veneto
イタリア北部ヴェネト州、ヴァルポリチェッラを支える主要品種です。厚い果皮としっかりした酸を備え、収穫後に陰干しする「アパッシメント」に非常に適しています。そのまま醸せばサワーチェリーが香る軽やかな赤になりますが、陰干しを経るとアマローネの濃密な世界へと姿を変える、二つの顔を持つブドウです。
ヴェローナ周辺で古くから栽培され、記録は中世まで遡ります。名前はイタリア語の「カラス(corvo)」に由来し、果皮の濃い色を指すという説があります。長らくブレンドの脇役と見なされてきましたが、20世紀後半にアマローネが国際的な評価を得たことで、この品種そのものに光が当たるようになりました。
コルヴィーナの真価は、凝縮しても失われない酸にあります。アマローネはアルコールが16度を超えることも珍しくありませんが、重たく感じないのはこの酸のおかげです。パルミジャーノやゴルゴンゾーラのような熟成チーズと合わせると、驚くほど軽やかに感じられます。