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🇦🇹オーストリア

ブルゲンラント

Burgenland

ハンガリーと国境を接するオーストリア最東端の州。ノイジードル湖の温暖な気候に恵まれ、国内屈指の赤ワイン産地として知られます。主役はブラウフレンキッシュで、湖畔では貴腐ワインも造られます。地区ごとの個性はDAC(原産地呼称)で表現されています。

気候 / 土壌

気候
パノニア気候(暑く乾燥した夏と寒い冬。ノイジードル湖が寒暖差を和らげる)
土壌
石灰岩(ライタ石灰岩)、片岩、黄土、粘土

格付け・AOC

  • Leithaberg DAC
  • Mittelburgenland DAC
  • Eisenberg DAC
  • Neusiedlersee DAC
  • Rosalia DAC
  • Ruster Ausbruch DAC

歴史

古くからワイン造りが盛んな土地で、湖畔の町ルストは17世紀に貴腐ワイン「アウスブルッフ」で名を馳せました。1921年まではハンガリー領で、その後オーストリアに編入されました。1985年のワインスキャンダルを経て品質重視への転換が進み、今では古木のブラウフレンキッシュから造る赤ワインが、オーストリアを代表する一本として評価されています。

ソムリエノート

ブルゲンラントのブラウフレンキッシュは、黒系果実の凝縮感に、張りのある酸と黒胡椒のスパイスが重なる一本です。石灰岩のライタベルクでは引き締まった緻密さ、鉄分を含む片岩のアイゼンベルクでは野性味のある深みと、土壌の違いがはっきりと表れます。鴨のローストや、山椒を効かせた料理と合わせてみてください。