🇵🇹ポルトガル
ドウロ
世界遺産に登録された段々畑の景観で知られる、ポルトガル最古のワイン産地。伝統的なポートワインの故郷であると同時に、近年は高品質なテーブルワインの産地としても注目を集めています。トウリガ・ナシオナルなど土着品種から造られる複雑で力強いワインが魅力です。
Vale do Douro
ポルトガルを代表する黒ブドウ。小粒で果皮が厚く、色・香り・タンニンのすべてが濃密です。すみれやベルガモットを思わせる華やかな香りが特徴で、ポートワインの骨格を作ると同時に、近年はドウロの辛口赤の主役としても評価されています。
ドウロ渓谷とダン地方が原産とされます。収量が極端に低いため20世紀半ばには作付けが減りましたが、1980年代にポルトガルの研究機関が優良なクローンを選抜し、生産性を改善したことで復活しました。現在はポートの主要品種として法的にも位置づけられています。
ポートの原料という印象が強いですが、辛口の赤としての完成度が非常に高い品種です。すみれの香りと強いタンニンが同居していて、カベルネとも違う個性があります。ポルトガルワインを一本だけ試すなら、まずこれを勧めます。