カベルネ・ソーヴィニヨン
世界で最も広く栽培される赤ワイン用ブドウ品種。力強いタンニンと深い色合い、長期熟成のポテンシャルを持ちます。カシスやブラックベリーの香りが特徴で、樽熟成により複雑さを増します。
南オーストラリア州アデレードの北、標高300〜500メートルの丘陵地帯に連なる細長い谷です。オーストラリアを代表するリースリングの産地として知られ、ライムを思わせる強い酸と鋼のような輪郭を持つ辛口白ワインを生みます。昼は暑く夜は冷え込む大きな寒暖差が、凝縮した果実と高い酸の両立を可能にしています。
1840年代に入植が始まり、1851年にはイエズス会がセブンヒルにワイナリーを設立しました。ミサ用のワイン造りから始まった歴史は現在まで途切れることなく続いています。2000年には産地の生産者が足並みを揃えてスクリューキャップの全面採用に踏み切り、リースリングの品質を守る決断としてワイン業界全体に大きな影響を与えました。
クレア・ヴァレーのリースリングは、若いうちはライムやグレープフルーツの張りつめた酸が主役ですが、数年置くとトーストやハチミツの香りが現れて驚くほど表情が変わります。ジェフリー・グロセットはこの産地のリースリングを世界的な評価へ押し上げた造り手で、揚げ物や酢の効いた料理を軽やかにしてくれる一本です。