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🇿🇦南アフリカ

エルギン

Elgin

ケープタウンの南東、標高300メートル前後の盆地に広がる南アフリカ屈指の冷涼産地です。もともとはリンゴの一大生産地として知られ、ブドウ栽培が本格化したのは1980年代以降と歴史は浅いものの、いまや南アフリカで最もエレガントなピノ・ノワールとシャルドネを生む土地として国際的に評価されています。海に近い盆地地形が冷たい風を呼び込み、この国では例外的にゆっくりとした成熟をもたらします。

気候 / 土壌

気候
冷涼な海洋性気候
土壌
ボッケフェルド頁岩、テーブルマウンテン砂岩、礫質ローム

格付け・AOC

  • Elgin
  • Cape South Coast

歴史

19世紀からリンゴ栽培で栄えた谷で、ワイン産地としての歩みは1980年代に始まりました。冷涼さに着目した先駆者たちがブドウを植え、1990年代後半から本格的なワインがリリースされます。2000年代に入ると冷涼気候のスペシャリストが相次いで進出し、短期間で南アフリカを代表する高級産地のひとつへと成長しました。

ソムリエノート

「南アフリカ=力強い」というイメージを覆してくれる産地です。エルギンのピノ・ノワールは果実が濃すぎず、酸と土の香りが端正に整っていて、ブルゴーニュを思わせる繊細さがあります。マスター・オブ・ワインのリチャード・カーショウが手がけるクローナル・セレクションは、その質の高さを分かりやすく示す一本です。